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肌のハリを取り戻すスキンケア方法|効果を高める工夫と避けたい習慣

年齢や生活習慣の影響で、肌のハリは徐々に失われやすくなります。

スキンケアの基本ステップを押さえつつ、さらに効果を高める工夫を取り入れることで、ハリの改善からシワ・たるみの予防を目指せます。

本記事では、肌のハリを取り戻すため、毎日続けたいケア方法についてご紹介します。

肌のハリを意識したスキンケアの基本ステップ

肌のハリを取り戻すためには、まず日々行うスキンケアの基本ステップを押さえるところから始めましょう。

洗顔・クレンジング

肌に残った皮脂やメイク汚れをやさしく落とすことで、トラブルの防止やスキンケアの浸透を助けることにつながります。

強すぎる洗浄力のアイテムや、手で直接肌を強く擦ることは避けましょう。

化粧水

洗顔後は、化粧水で水分を補給します。

ヒアルロン酸やナイアシンアミドなど、保湿とハリサポートを担う成分が配合されたものがおすすめです。

AHAなどピーリング作用のある成分を用いて、次に塗る美容液成分の浸透を促すのもいいでしょう。

美容液

美容液は、肌悩みに合わせて成分を選ぶことで集中的なケアができます。

ペプチド・レチノール・ビタミンC誘導体などが配合されていると、肌のハリや弾力を取り戻すサポートをしてくれます。

関連記事:基礎化粧品はどこまで必要?選び方から正しい使い方まで徹底解説

肌のハリを高めるスキンケアの工夫

肌のハリを高めるためには、スキンケアにちょっとした一工夫を加えることも有効です。

朝と夜の使い分け

朝は保湿とUVケアを、夜はターンオーバーを促進する成分を取り入れるなど、時間帯によってアイテムを使い分けることもおすすめです。

スキンケアのタイミング

洗顔後はなるべく早く化粧水や美容液を使用することで、乾燥による水分の蒸発を防ぎ、成分の浸透を高められます。

化粧水から美容液、美容液からクリームと工程を進める際は、前に塗ったアイテムがしっかりとなじんだことを確認してから行いましょう。

肌質別ハリを意識したスキンケアの注意点

ハリがある肌というのは、すべての肌タイプに共通して「肌バリアがしっかりと機能し、コラーゲンが造成されている状態」を目指すことで初めて実現します。

ハリを取り戻す成分(レチノール・ビタミンC・セラミドなど)は共通して有効ですが、その使い方や組み合わせは肌質によって工夫が必要です。

ここでは肌質別に、ハリを意識したスキンケアのポイントを解説します。

普通肌

普通肌は水分量と皮脂量のバランスが整っており、比較的トラブルの少ない理想的な肌質です。

具体的なケアのポイントとしては、ハリ・弾力に不可欠となるレチノールやナイアシンアミド、肌の土台を整えるセラミドやヒアルロン酸など幅広い成分を積極的に取り入れましょう。

普通肌であっても季節や体調によって肌状態が変化するため、Tゾーンには脂性肌に準じて油分を控え、目元や口元には乾燥肌に準じて保湿を重ねるなど、パーツに合わせてアイテムを変えるとよい状態を保てます。

乾燥肌

乾燥肌のハリ対策は、何よりも「保湿」が土台となります。

乾燥によって肌のバリア機能が低下しているため、まずは肌の水分をしっかりと保持することでハリ成分のよさを最大限に引き出せます。

保湿やセラミド・ヒアルロン酸・ペプチドなどを十分に補いましょう。

特にセラミドはアトピー由来の乾燥肌にも推奨されているおすすめの成分です。

とはいえ、オイルやクリームなどの油分を過剰に塗ると、かえって肌荒れや赤み、かゆみの原因となるため注意が必要です。

また、レチノールやピーリングは皮むけなどのA反応が強く出やすいため、低濃度からのスタートや保湿剤の併用といった工夫をすると取り入れやすくなります。

敏感肌

敏感肌は、外的刺激に対して刺激を感じやすい状態であり、以下に挙げたようにさまざまな原因が考えられます。

  • シェービングのしすぎ
  • ピーリング剤の多様
  • 洗顔のしすぎ
  • 油分の塗りすぎ
  • 刺激の強いコスメを使っている

敏感肌の方はレチノールなどを使ってバリア機能を整え、強く健康な肌を目指すことから始めましょう。

とはいえ最初は何を塗っても刺激を感じやすい状態のため、低濃度の治療から少量ずつゆっくりと始めることが大切です。

また、敏感肌だと思っていても、実は皮脂の分泌が多い脂性肌であるケースもあります。

「肌トラブルが起こっている=敏感肌」と捉えず、皮脂量が多い場合は脂性肌に適したケアを取り入れることも有効です。

脂性肌

脂性肌は皮脂の分泌量が多いため、ハリ対策だからといって油分の足し過ぎは避けなければいけません。

オイルやクリームなどの油分が多い製品は基本的に不要です。

特に日本で市販されているスキンケア製品には油分が多いものも多く登場しているため、製品選びには注意しましょう。

レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドなどの外用やピーリングで皮脂をコントロールすることで、毛穴が目立ちにくくニキビのできにくい健やかな肌を目指せます。

混合肌

混合肌は乾燥肌と脂性肌が混在しているため、パーツごとの状態に合わせたケアが必要です。

全体的に皮脂のコントロールをしつつ、乾燥している部分には集中的に保湿をする「足し引きのケア」が基本となります。

脂性肌と同様にレチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドなどの外用やピーリングによる皮脂コントロールをしたうえで、目の周りや口周りなどはセラミド・ヒアルロン酸・ペプチドなど保湿力の高いアイテムを部分的に使用しましょう。

全体に対しては化粧水や美容液で保水・保湿をしっかりと行い、肌の土台を整えることも重要です。

関連記事:肌質改善とは?セルフケアやお悩み別の治療方法を紹介

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肌のハリを守るために避けたいスキンケア習慣

肌のハリを維持するためには、正しいケアだけでなく、日常的な負担を軽減することも大切です。

間違ったスキンケアは、シワやたるみの原因となるため注意しましょう。

強い洗顔やこすりすぎ

ゴシゴシとこするような洗顔や強い洗浄力のクレンジングは、肌表面の角質を必要以上に削ってバリア機能を低下させます。

乾燥やハリの低下を招くため、こすりすぎず、手の力を抜いて優しく洗うことが大切です。

紫外線対策を怠る

紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の弾力を失わせます。

外出時は日焼け止めを塗る習慣をつけ、日傘や帽子などで物理的に防ぐ工夫を併用しましょう。

間違ったアイテムの使い方

スキンケアアイテムは、成分や使用順序を守らないと十分な効果を発揮できません。

過剰に重ね塗りをしたり乳液やクリームを無理やり取り入れて油分を多く重ねるといった工程は肌への負担となり、ハリが低下する原因となります。

HUNDRED DOCTORのスキンケアセットは優しく透明感のある肌へ

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  • マンデル酸
    アーモンド由来のマイルドなピーリング成分で、肌に刺激を与えにくい
  • 7つのフルーツ成分
    マンデル酸と相性のよい成分を7種厳選し、水分のキープやピーリング作用のサポートを行う
  • パルチミン酸レチノール・レチナール
    敏感肌でも使いやすい低刺激なビタミンA誘導体で、肌のターンオーバーを促進
  • 多重ビタミン
    ビタミンCとビタミンE、ビタミンB1とビタミンB2を組み合わせることで、抗酸化力の強化や肌のゆらぎ防止を目指す

さらに、ハリ・弾力に不可欠なナイアシンアミドをはじめ、保湿成分の乳酸やグリセリンなど高機能成分をたっぷりと配合。

合成着色料、エタノール、パラベンなど、肌に刺激となる成分を排除し心地よい使い心地を実現しました。

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まとめ

肌のハリを取り戻すには、スキンケアの基本ステップを守りつつ、成分の選び方や使い方を工夫することが大切です。

生活習慣や肌質に応じたケアを組み合わせ、効果的にハリと透明感のある肌を育みましょう。

この記事を書いた人

東山 麻伊子

経歴

富山大学医学部医学科 卒業 カメイクリニック高岡院 副院長 レナトゥスクリニック東京田町院院長

診療科目

美容外科、形成外科

資格

日本形成外科学会 専門医 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員 日本創傷外科学会 日本抗加齢医学会

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