寒い時は暖を取りにいきがちなので特に火傷に注意!
日常でのやけどは身近な危険です。
熱湯や暖房器具に注意し、もしもやけどを負った場合は正しい処置が必要です。
やけどの深さによる症状や対処法、そして自宅でのケア方法を紹介します。
やけどの深さと症状
以下のように分類されます。
Ⅰ度熱傷:
表皮のみの損傷。応急手当後、経過観察が必要。
Ⅱ度熱傷:
水ぶくれができる。浅達性と深達性 *1に分かれ、それぞれ適切な処置が必要。
Ⅲ度熱傷:
皮下組織まで損傷。入院と外科的治療が必要。
*1浅達性と深達性
熱傷(やけど)の種類の1つで、真皮の上層まで熱傷が及んでいることを指します。
II度熱傷は深さにより「浅達性」と「深達性」に分けられ、
「浅達性」は軽症の熱傷です。
「深達性」は真皮の深層まで熱傷が及んでいることを指します。
やけどの応急手当
流水で15~30分冷却し、やけどの進行を抑えましょう。
服は脱がせず、服の上から冷やしましょう。やぶれた水ぶくれは医師の診察が必要です。
部位別の冷やし方
手足:
流水で冷やすか、水をためた袋に患部を入れる。
顔や頭:
シャワーで冷やす。流水がかけられない場合は氷水のタオルを使用。
瞼や耳:
保冷剤を包んだタオルで冷やす。氷を直接当てないように注意。
水ぶくれのケア
破らないようにし、早めに医師に相談しましょう。
自然に破れてしまった場合は、はがさずにガーゼなどでカバーして、速やかに医師に相談してください。
軽度のやけど痕ケア
- ワセリンで保護。ヘパリン類似物質入りの軟膏も有効。
- 栄養補給が重要。ビタミンやミネラルなども積極的に摂りましょう。
注意点
- やけどの受傷面積や深さによって治療方法が異なる。
- 年齢によってもケア方法が変わる。特に幼児やお年寄りは慎重に。
- Ⅱ度以上のやけどは感染症に注意し、早めの医師の診察が必要。
急なやけど時に備え、正しい手当とケアを実践しましょう。
安全な生活を送るために大切な知識です。
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