若年性認知症の原因
若年性認知症の原因
こんにちは🤚家来るドクターです🙂
認知症というのは、一つの病名ではありません。
それは若年性認知症であっても変わりません。
認知症を起こす病気は様々ですが、多くの場合は脳の病気であり進行性を有する疾患となります。
今回は、若年性認知症の原因についてご説明します。
国の調査ではアルツハイマー型認知症が最も罹患率が多く、次いで血管性認知症、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症による認知症が続きます。
では、一つずつ見ていきましょう。
アルツハイマー病
アルツハイマー病とは、脳の神経細胞が徐々に減って、正常に働かずに機能しなくなるタイプの認知症です。
脳内に「タウ蛋白(たんぱく)」という異常物質が沈着して、「老人斑」が形成されることに伴って、神経細胞に異常をきたすことで脳細胞が破壊され萎縮していきます。
主に、加齢、女性、糖尿病などが本疾患の危険因子として挙げられます。
以下などの症状が挙げられます。
- もの忘れ
- 短気になる
- 置き忘れやしまい忘れ
- 趣味などに関心がなくなる
- 時間や場所の感覚が衰える
- 片付けが苦手になる
脳血管性認知症
脳血管性認知症とは、脳卒中(脳梗塞や脳出血)などに引き続いて起こるタイプの認知症です。
障害された血管の場所によって症状が異なります。
以下などを引き起こします。
- 計算力や理解力・記憶力などの障害
- 運動まひ
- 歩行障害
- 排尿障害
- 飲み下すことに支障がある
- 感情のコントロールが難しくなる
- 抑うつ症状
前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症とは、脳の前方部分(前頭葉や側頭葉)が萎縮することによって引き起こされます。
通常では、45~65歳の人に発症しやすいと言われています。
以下などの症状が代表的です。
- 人格の変化や非常識な行動が目立つ
- 失語
- 共感・感情移入ができない
- 食事の好みが変化
- 社会性の低下
- 同じ言動を繰り返す
レビー小体型認知症
レビー小体型認知症とは、脳内部に「α-シヌクレイン」というたんぱくが変化して凝集してできる「レビー小体」という異常物質が蓄積されて発症するタイプの認知症です。
一般的に、以下などの特徴が挙げられます。
- 幻視
- 緩慢な動作
- 手足の震えなどのパーキンソン症状
- 軽度のもの忘れ
- 1日の中で症状が変動する(日内変動がある)
🔽若年性認知症についてもっと詳しく知りたい方は記事をチェックしてみてください!
高齢者だけじゃない!40代からでもなる若年性認知症とは?なりやすい人や原因について
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