大人が手足口病に感染した場合の症状や影響
大人が手足口病に感染した場合の症状や影響
こんにちは!家来るドクターです!
今回も、前回に続いて手足口病シリーズです!
今回のテーマは「大人が手足口病に感染した場合の症状や影響」について。
手足口病は、子どもに多い病気ですが、大人でも感染する場合があります。
大人が感染した場合の症状や影響について、ご説明します。
手足口病は大人でもうつる?
感染したことのないウイルスがあった場合は大人になっても感染してしまう可能性があります。
手足口病は子供が感染することが多いため、大人への感染は子供からの感染がほとんどです。
特におむつ替えの際に、便から感染する場合が多くなります。
子供の症状が治まった場合にも便にはウイルスが残存していますので、注意が必要です。
大人が手足口病に感染した場合の初期症状と症状
成人の場合は小児の感染と少し異なることが多いといわれています。
初期症状としては以下などが多く見られます。
- 発熱
- 全身倦怠感
- 関節痛
- 頭痛
- 咽頭痛
- 嘔吐
- 下痢
これらの初期症状の後に
✅皮膚の水疱性発疹(みずぶくれ)
✅口腔内の水疱性発疹
が見られます。
初期症状が治まるまでは10日間程度、皮膚や口腔内症状が治まるまでは2週間程度となります。
子供に比べて症状が強く、長期間続きます。
手足口病による妊婦の胎児への影響
日本産婦人科学会からも情報が出ておりますが、ほとんどの成人に感染歴があり、免疫がありますので妊婦への感染はまれと考えられます。
また、妊婦への罹患と胎児異常との関係を証明した報告はありません。
ほとんどの患者さんで、対症療法による経過観察で対応可能と考えられます。
しかしながら、流産や死産、胎児水腫が発生したとの報告もあるようです。
妊婦の方で身近に手足口病の患者さんがいる場合は、最低限の感染対策を行いましょう。
🔽手足口病についてもっと詳しく知りたい方は記事をチェックしてみてください!
手足口病は子どもの間で流行している?|初期症状やうつる確率などについて解説
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