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男性の肌荒れが治らない原因|スキンケアとタイプ別ケアで改善

スキンケアを試しているのに、「何をしても肌荒れが治らない」「ニキビや乾燥が繰り返し起こる」と悩む男性も多いのではないでしょうか。

男性の肌は女性と比べて皮脂の分泌量が多く、髭剃りなど日常的な刺激にさらされやすいという特徴があります。

本記事では男性の肌荒れが治らない原因を明らかにするとともに、今日から実践できる正しい洗顔・保湿の方法、そして肌荒れのタイプ別の具体的な対策まで詳しくご紹介します。

男性の肌荒れが治らないのはなぜ?

男性の肌荒れが長期化したり、なかなか改善しなかったりする背景には、男性特有の肌の特性や生活習慣が関係しています。

皮脂の分泌が多い

男性は男性ホルモンの影響で女性よりも皮脂腺が大きく、皮脂の分泌量も2~3倍多いといわれています。

皮脂自体は肌のバリア機能を保つために必要ですが、過剰に分泌されると毛穴に詰まりやすくなり、アクネ菌が増殖しニキビや吹き出物を引き起こします。

摩擦や刺激が多い

肌荒れが治りにくい原因の一つに、摩擦や刺激の多さが挙げられます。

特に毎日の髭剃りは肌の表面にある角質層を傷つけ、肌の水分を奪います。

これにより、肌荒れや赤みが起こりやすくなります。

洗顔方法が正しくない

皮脂が多いからといって洗浄力の強い洗顔料を使ったり、熱いお湯で何度も洗顔したりすると、肌に必要なうるおい成分まで洗い流してしまいます。

これにより肌が乾燥し、乾燥を防ごうとしてさらに皮脂が過剰に分泌されるという悪循環(インナードライ)に陥ります。

生活習慣の乱れ

肌のコンディションは、身体の内側と密接にかかわっています。

睡眠不足や偏った食事、過度なストレスなどはホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌量が増えたりターンオーバーのサイクルが崩れたりしてしまいます。

これにより肌のバリア機能が低下し、少しの刺激にも敏感に反応しさまざまなトラブルが起こります。

関連記事:乾燥による肌荒れはどうして起きるの?原因や治す方法をご紹介

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男性の肌荒れを防ぐ正しい洗顔と保湿

肌荒れを防いで健やかな肌を保つためには、優しい洗顔と正しい保湿が欠かせません。

続いては、特に重要なステップについて詳しく解説します。

ステップ1. 手を洗浄する

洗顔を始める前は手を石鹸で洗い、雑菌や汚れを落としておきましょう。

手が汚れていると汚れを顔に塗り広げることになり、洗顔の効果が半減してしまいます。

ステップ2. やさしく洗う

男性は皮脂が多く、通常の洗顔だけでは油性の汚れが落としきれないことがあります。

そんなときは、男性であってもクレンジングを取り入れると良いでしょう。

毎日ではなく、毛穴の黒ずみや毛穴詰まりが気になる日から始めてみるのがおすすめです。

また、洗顔料は指の腹が肌に直接触れないよう、泡で包み込むように洗います。

皮脂の分泌が多いTゾーン(額、鼻)は念入りに、乾燥しやすいUゾーン(頬、口周り)は手早く洗い終えましょう。

ステップ3. ぬるま湯でしっかりすすぐ

すすぎ残しは肌荒れの大きな原因になります。

体温よりもやや低い32~34℃のぬるま湯を使い、20回程度を目安に丁寧に洗い流しましょう。

ステップ4. タオルで水分を押さえるように拭く

清潔なタオルを使い、顔全体に押し当てるようにして水分を吸収させます。

使い古した硬いタオルは肌への刺激となるため、ふんわりと柔らかいものを選ぶのがポイントです。

ステップ5. 化粧水と美容液で整える

洗顔後はすぐに肌の水分が蒸発し始めるため、5分以内を目安に保湿ケアを始めましょう。

まずは手のひらに適量の化粧水を取り、顔全体を優しく包み込むようにして水分を補います。

その後は肌悩みに特化した成分が配合された美容液をなじませましょう。

皮脂が多い男性は、必ずしも乳液やクリームを使う必要はありません。

油分の多いアイテムは乾燥しやすい頬や口周りのみに使用するなど、部分的なケアに使うのが大切です。

関連記事:洗顔のやり方を間違えると肌トラブルに!美肌を守る正しい手順と注意点

関連記事:男の肌は化粧水だけじゃ不十分?肌タイプ別スキンケアを解説

男性の肌荒れタイプ別のケア方法

一言で男性の肌荒れといっても、起こりうるトラブルは人によって異なります。

肌荒れの症状に合わせて適切な成分や対処法を選びましょう。

ニキビ・吹き出物

ニキビや吹き出物は、過剰な皮脂分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖によって起こります。

まずは正しい洗顔で毛穴の詰まりを防ぎ、余分な皮脂を落とすところから始めましょう。

サリチル酸やグリチルリチン酸などの皮脂ケア・抗炎症成分が含まれた化粧水や美容液も有効です。

ニキビは決して潰したり触れたりせず、刺激を与えないように過ごしましょう。

関連記事:ニキビ治療薬を比較|ゼビアックスローション・ディフェリンゲル・ベピオゲルの特徴とは?

髭剃り負け

カミソリによって肌のバリア機能が損傷すると、細菌が侵入して炎症を起こすことがあります。

髭剃りの際はシェービング剤を使い、毛の流れに沿って行うのがおすすめです。

髭剃り後はCICA(ツボクサエキス)やパンテノール、アラントインなど炎症を抑える成分が入ったアイテムで鎮静・保湿を行いましょう。

乾燥・カサつき

水分不足やバリア機能の低下、過剰な洗顔などによって乾燥が起こることもあります。

セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸といった水分の保持能力が高い成分を補いましょう。

皮膚がぽろぽろと落ちるような乾燥の酷い状態では、化粧水や美容液の後に乳液を少し足す方法もあります。

顔全体に塗布するのではなく、あくまでも部分的な使用に留めましょう。

赤み・炎症

髭剃りや紫外線による刺激で、赤みや炎症が起こることもあります。

赤みが出ている間は刺激となる成分を徹底的に避け、グリチルリチン酸やアラントインなどの抗炎症成分で肌を落ち着かせてあげましょう。

スクラブ入りの洗顔料や過度なマッサージは中止し、肌の状態が回復してから使用を再開することが大切です。

毛穴の黒ずみ・開き

過剰な皮脂と古い角質が混ざって酸化すると、毛穴が黒ずんで見えるようになります。

マンデル酸(AHA)などの角質ケア成分や、皮脂をコントロールするナイアシンアミドなどを配合したアイテムを取り入れましょう。

毛穴の開きが気になる場合は、毛穴周りの肌を整える収れん化粧水を使用するのもおすすめです。

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男性の肌荒れを改善する生活習慣

スキンケアと並行して、内側から肌をサポートする生活習慣の改善も大切です。

十分な睡眠をとる

肌の修復や再生を促す成長ホルモンは、主に夜間の深い睡眠時に分泌されます。

夜更かしを避け、最低でも6~7時間程度の質の良い睡眠を確保しましょう。

栄養バランスの整った食事を意識する

肌の材料となるタンパク質や、皮脂のコントロールをするビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンなどを積極的に摂取しましょう。

揚げ物やジャンクフードなど、脂質や糖質が多い食事は皮脂の過剰分泌につながります。

過剰に摂取するのは避け、野菜などとバランス良く食べるのが大切です。

ストレスをためこまない

過度なストレスは男性ホルモンを優位にし、皮脂分泌を増やしたりバリア機能を低下させたりしてしまいます。

適度な運動や趣味を生活に取り入れ、心身ともにリラックスする時間を作りましょう。

清潔な生活環境を保つ

肌に触れるものは、常に清潔な状態を保つことが大切です。

枕カバーやシーツには寝ている間の皮脂や汗が付着しているため、週に一度は洗濯し、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

洗顔後に顔を拭くタオルも、清潔かつ乾燥したものを使用します。

HUNDRED DOCTORのメンズスキンケアセットで肌を整える

繰り返す肌荒れに悩む男性のために、HUNDRED DOCTORは皮脂ケアとバリア機能強化を2ステップに凝縮したメンズスキンケアセットを開発しました。

ファーストステップのスキンローションには、炎症を鎮静するCICA・肌を整えるアラントインを配合。過剰な皮脂に対応しながら、荒れた肌をやさしくなだめます。

セカンドステップのスキンセラムは、2種のレチノールがターンオーバーをサポート。毛穴の詰まりやザラつきをケアし、清潔感のある肌へと導きます。

肌荒れを根本からケアしたい方は、ぜひ一度お試しください。

まとめ

メンズの肌荒れが治らない背景には、皮脂の多さや髭剃りの刺激、誤ったスキンケアなど男性特有の要因が重なっています。

正しい洗顔と保湿を習慣にしながら、自分の肌荒れのタイプに合ったケアを取り入れることが改善への近道です。

生活習慣の見直しも合わせて行うことで、肌のコンディションは着実に整っていきます。

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この記事を書いた人

辺士名 盛之

経歴

三重大学医学部医学科 卒業
千葉内科・在宅クリニック 院長
千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック 院長

診療科目

総合内科、小児科、美容皮膚科、アレルギー科

資格

厚生労働省指定 オンライン診療研修修了
アラガン社公認 ボトックスビスタ注入認定医
アラガン社公認 ジュビダームビスタ注入認定医

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