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虫刺されのかゆみが止まらない人必見|対処法やぶり返す可能性はある?

虫刺され かゆみ

 

肌の露出が多い暑い季節には虫刺されの悩みがつきものです。

 

虫刺されのかゆみは非常に辛く、放置しておくと症状が長引いたり悪化してしまうことがあります。

 

そのため、放置せずに適切な対処をすることが重要です。

 

今回は、虫刺されの症状のメカニズムや、かゆみを和らげるための対処法、虫刺されの予防方法などについて詳しく解説していきます。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

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虫刺されでかゆみが起きるメカニズム

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されによって起こる皮膚症状は、大きく「痛み」「かゆみ」とに分けられます。

 

虫が人を刺した時には、指し口から皮膚に唾液や毒などの成分が注入されます。

 

痛みは虫が皮膚を刺すことによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質によって炎症が生じることによって生じます。

 

一方で、ゆみは皮膚に注入された物質によってアレルギー反応が起こることによって生じます。

 

虫の唾液に含まれる化学物質が体に入ると、人の体内で免疫反応が働きヒスタミンが放出されます。

 

ヒスタミンによって、虫に刺された直後からかゆみや、発赤などが出現します。

 

初めに現れる症状は即時型のアレルギー反応と言われ、初期のかゆみの症状は数時間程度で徐々に軽快します。

 

また、レルギーには遅延型というゆっくり起こるタイプもあります。

 

遅延型のアレルギー反応の症状は

 

虫に刺された1日~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快

 

体の免疫反応が関係しています。

 

これらのアレルギー反応に加えて、刺された虫の種類やその人の体質に応じて様々な症状が現れます。

 

▶︎虫刺されの腫れがひどい・大きいときの対処法|どんな虫に注意すべき?

 

虫刺されのかゆみで注意すべき虫の種類

 

刺されることでかゆみを起こす、注意すべき虫の種類について解説します。

 

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されで最も多い虫です。

刺された直後からかゆみや腫れ、赤みが起こります。

特に夏に多く、一部の蚊は感染症をもっている可能性もあるため、注意する必要があります。

 

ダニ

 

虫刺され かゆみ

 

かゆみが発生するまでに数時間から数日かかることがあります。

また、一部のダニは感染症をもっていることがあるので、注意してください。

もし、皮膚にダニがくっついているのを見つけた時にはダニをつまんで無理にとらないようにしましょう。

刺されている状態でダニをつまんでしまうと、刺し口から毒素が注入されてしまいます。

そのため、ピンセットなどを使って、ダニの刺し口付近をもち、慎重に引き抜くようにしてください。

 

▶︎ダニ刺され・刺された跡で悩んでいる人必見!あせもとの違いは?|症状や治療を解説

 

ハチ

 

虫刺され かゆみ

 

かゆみや痛みだけでなく、強いアレルギー反応を起こす場合があります。

 

特に同じハチに何度も刺されてしまうと、アナフィラキシーという全身の蕁麻疹、呼吸困難などをきたす重症のアレルギー反応を起こすことがあります。

 

刺された後はすぐに病院を受診することが必要です。

 

その他にもブユ、アブ、ノミ、シラミ、ケムシなどの昆虫類、そしてクモ、ムカデなどの昆虫以外の節足動物もかゆみを起こすため注意が必要です。

 

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アレルギー体質の人は虫刺されのかゆみが出やすい?

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されのかゆみは異物によるアレルギー症状の1つです。

 

アレルギーの現れ方には原因となる物質とその量、個人の体質などによって決まります。

 

そのため、一般的にアレルギー体質の人はかゆみが出やすいと考えられます。

 

アレルギー体質の人は喘息やアトピー性皮膚炎などの持病がある場合や、薬、食べ物などのアレルギーがあることが多いです。

 

そのためアレルギーをもっている方は、虫刺されに特に注意するようにしてください。

 

▶︎子どもが汗疹(あせも)になったときはどうすればいい?治し方や湿疹との違い・対策法について

 

蕁麻疹と虫刺されを見分ける方法

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されと同じくかゆみを起こす病気として蕁麻疹があります。

 

蕁麻疹と虫刺されを見分ける方法について解説していきます。

 

皮膚の症状

虫刺されは刺された場所を中心に皮膚が盛り上がり、周辺に赤みを伴います。

一方で蕁麻疹の場合には、皮膚の複数箇所に症状があることが多く、大きさや形状は一定ではなく、不規則なことが多いです。

 

発症の原因がある

虫刺されは刺されたという明らかなエピソードがあることが一般的です。

しかし、蕁麻疹では食事や薬などのアレルギーの場合もありますが、明らかな原因がない場合もあります。

また症状が自然によくなることも多い病気です。

 

▶︎アレルギー性蕁麻疹の症状が出た時の適切な対応方法とは?

 

虫刺されのかゆみが止まらないときの対処法

 

虫刺されによるかゆみが止まらないときには医師の診察、処方を受けることが確実な治療です。

 

悪化する前に対処する方法もあるので、虫に刺された時の対処法と、症状がひどい時の治療法について解説します。

 

刺された場所の処置

 

虫刺され かゆみ

 

虫に刺されたことに気づいた時には患部を水で洗い清潔にします。

氷嚢などを使って冷やすと痛みやかゆみを抑えることができます。

かゆみは辛い症状ですが、皮膚をかいてしまうと細菌の感染などの二次感染や症状の悪化につながるのでできるだけ避けるようにしましょう。

 

内服、軟膏の塗布

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されの治療は、軽症なら市販のかゆみ止めの軟膏でも大丈夫です。

軽症であれば多くは1~2週間以内に改善します。

市販薬を使用しても悪化している場合や、症状がひどい場合には病院での治療がおすすめです。

赤みやかゆみに対しては抗ヒスタミン薬を内服します。

軟膏は副腎皮質ホルモン(ステロイド)の外用薬が症状を早く改善させるために有効です。

ただし、ステロイド軟膏は注意して使う必要があるので、必ず医師や薬剤師から指導を受けるようにしましょう。

なお、刺された虫によっては、治療が異なることがあるので、心配であれば早めに病院を受診するようにしてください。

 

虫刺されのかゆみはぶり返す可能性がある?

 

虫刺され かゆみ

 

虫刺されによるかゆみはアレルギー反応の即時型と遅延型が影響しています。

 

そのため、即時型による症状が落ち着いた後に遅延型の反応が出現することがあるので、かゆみがぶり返すことがあります。

 

その他にも皮膚をかいてしまうなどの刺された部位への刺激や細菌による二次感染なども症状が再発する原因となります。

 

症状を再発させないようにするには初めに飲み薬や軟膏でしっかりと治療を行い、完治するまで続けることが大切です。

 

虫刺されの予防対策

 

辛い虫刺されのかゆみの対策には、虫に刺されないように予防することが大切です。

 

虫に刺されないように予防する方法について解説します。

 

殺虫剤や虫除け剤を使用する

 

虫刺され かゆみ

 

室内の蚊やノミなどの駆除には燻煙殺虫剤が有効です。

野外にでる時には市販の虫除け剤が効果的です。

携帯用蚊取りや、虫除けスプレ-などを使うことである程度予防することができます。

市販のものではディートとイカリジンがあり、どちらも効果がありますが、注意点があります。

まず、皮膚にムラなく塗り伸ばすことが重要で子供にディートを使う時には、顔には使用しない

また、生後6ヶ月未満の乳児には使用しない、2歳未満の幼児では1日1回、2歳以上12歳未満の小児では1日1~3回の使用にとどめるなどの注意点があります。

イカリジンには小児に対する使用制限はありません。

 

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肌の露出を避ける

 

虫刺され かゆみ

 

虫の活動が活発な時間帯や場所では、できるだけ長袖シャツ、長ズボンを着用して直接肌を露出しないようにすることがおすすめです。

 

家来るドクター(往診)での対応方法

 

家来るドクターでは、夜間休日の急な体調不良やケガなどの際にご自宅にお伺いし、診察から処方まで行っています。

 

  • 虫に刺されて、市販薬を使用したけれど、悪化してしまった。
  • 虫に刺されてかゆみや、腫れ、痛みが治まらない。

 

などの症状がありましたらお気軽にご相談ください。

 

まず、治療のためには正確に診断することが必要となります。

 

お電話で問診を行い医師が最適な判断をお伝えします。

 

また、往診にお伺いした際には、虫刺されでの症状かどうかの身体検査等を行い、虫刺されと診断できれば症状に応じて、内服薬や軟膏の処方を行います。

 

しかし、虫刺されによるかゆみや発疹ではない場合には、蕁麻疹など別の病気が隠れていないかの診察を行います。

 

また、症状がひどく、全身に及んでいるときや、別の病気が考えられる場合には点滴での治療や、近隣の病院へ紹介をすることも可能です。

 

症状が早く改善するように、診察・治療に当たりますので、心配な症状がある時にはぜひお気軽にご相談ください。

 

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まとめ

 

虫刺されは非常に多い症状ですが、最初の対応が適切でない場合には症状が悪化してしまう場合があります。

 

また虫刺されと思っていたら別の病気がみつかる場合もあります。

 

症状がよくならない場合や症状が強いときには、早めに病院を受診して治療を始めるようにしましょう。

 

病院への受診が難しい時には往診を利用することで早めに対処することが可能です。

 

困った症状がありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

 

参考文献
日本皮膚科学会/皮膚科Q&A『虫刺され』
第一三共ヘルスケア/くすりと健康の情報局『虫刺されの原因』
日本皮膚科学会『蕁麻疹診療ガイドライン2018』
ひまわり医院『虫刺されの腫れが治らない時は?虫刺されの薬や予防法について解説』

 

監修医師

整形外科医 Dr.三浦隆徳

この記事の執筆者


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