生あくびは危険?あくびとの見分け方や吐き気が起きた時の対処法
投稿日: 2024年02月05日 | 更新日: 2024年08月07日
生あくびとは、眠気や疲労からくる通常のあくびとは異なるものです。
今回は生あくびの原因、見分け方、そして生あくびが吐き気を伴った場合の対処法についても詳しく説明します。
また、生あくびが関連する危険な病気や高齢者、子供についても触れていきましょう。
解熱剤のことなら家来るドクターに相談△
現在は、愛知で救急往診可能!
目次
生あくびが出る原因は?
生あくびが出る原因については、様々な要因が考えられます。
生あくびは、脳の血液供給に関する問題や神経系の異常、薬の副作用などが影響を与えることがあります。
特に高齢者にとって、脳梗塞や脳腫瘍などの病気と関連することがあります。
貧血や低血圧症、狭心症などの徴候としても現れることがあるため、注意が必要です。
関連記事:頭痛の原因|種類によって痛む場所は違う?対処法や外来での治し方
生あくびとあくびの見分け方
まず、生あくびとあくびの違いについてご説明いたします。
・生あくび
「眠くない時に発生する」
・あくび
「眠い時に発生する」
生あくびと通常のあくびを見分ける方法もご紹介いたします。
生あくびは、頻繁に発生し、状況に関係なく出現することがあります。
通常のあくびは、睡魔や退屈からくるもので、特に朝や夜遅くに起こりがちです。
また、生あくびは連続して出ることが多い傾向があります。
解熱剤のことなら家来るドクターに相談△
現在は、愛知で救急往診可能!
生あくびで考えられる危険な病気
生あくびが危険な病気のサインであるため、特に高齢者や子供の場合は注意が必要です。
脳梗塞や脳腫瘍は生あくびと関連がある疾患です。
また、貧血や低血圧症、狭心症なども生あくびの原因となることがあります。
早期の診断と治療が重要です。
関連記事:貧血の種類や数値の基準を解説|病院での検査についてもご紹介
生あくびと同時に吐き気が起きたときの対処法
生あくびと同時に吐き気が起きた場合、次のステップを踏むことが大切です。
吐き気や生あくびが続く場合は、専門家の診察が必要な場合もあるため、冷静に行動しましょう。
安全な場所に移動
まず最初に、安全な場所に移動しましょう。
特に吐き気が強い場合は、嘔吐を伴う可能性があるため、トイレや洗面所など、嘔吐しやすい場所に近づけると安心です。
水分摂取
生あくびや吐き気は、脱水症状の一因となります。
水分を摂ることは、症状の緩和に役立つことがあります。
水分を数回に分けてこまめに飲むか、経口補水液を利用して水分を補給しましょう。
ただし、急激な大量の水分摂取は避け、少しずつ摂るようにしましょう。
静かに休む
吐き気と生あくびの症状が強い場合、静かに休むことが大切です。
安静に寝転がったり、リラックスした状態を保つことで体の不快感を和らげることができます。
薬の使用
吐き気や生あくびの症状が続く場合、医師から処方された吐き気止めや抗不安薬などを使用する場合があります。
しかし、これらの薬は医師の指導のもとで使用する必要がありますので、専門家に相談しましょう。
医療専門家への相談
吐き気や生あくびが持続する場合、症状が深刻な場合は、医療専門家、特に内科医や神経科医に相談しましょう。
医師は適切な診断を行い、必要な検査を行うことで、潜在的な健康問題を特定するお手伝いをします。
特に高齢者や子供は、早めの医療診断が重要です。
生あくびと吐き気は、潜在的な健康問題の兆候であることがあるため、症状を無視せずに専門家の助言を仰ぐことが重要です。
安全な状況で冷静に行動し、自身の健康を守るために適切な対処を行いましょう。
解熱剤のことなら家来るドクターに相談△
現在は、愛知で救急往診可能!
生あくびが止まらないときは
生あくびが止まらない場合、その原因に対処するために以下のステップを詳しく説明いたします。
生あくびは通常のあくびとは異なる症状であるため、早期の対処が大切です。
原因を特定する
まず、生あくびが止まらない原因を特定しましょう。
生あくびは多くの要因によって引き起こされる可能性があり、複数の健康問題のサインであることもあります。
- 可能性のある原因には以下のようなものがあります。
- 脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)
- 神経系の異常
- 薬物の副作用
- 精神的ストレスや不安
- 睡眠障害
- 代謝異常
- 呼吸器疾患
医療専門家に相談する
生あくびが持続し、原因が不明確な場合、専門医の診察を受けることが不可欠です。
内科医、神経科医、または睡眠専門医などの専門家が適切な診断を行い、必要な検査を提案します。
生あくびは潜在的な重要な健康問題の兆候かもしれませんので、放置せずに医師に助言を仰ぎましょう。
必要な検査を受ける
医師の指示に従い、必要な検査を受けましょう。
これには血液検査、脳画像検査(MRIやCTスキャン)、睡眠検査(多様な睡眠障害を確認するためのポリソムノグラフィなど)、神経学的評価などが含まれます。
これらの検査は、原因を特定し、適切な治療法を見つけるために役立ちます。
治療法の選択
生あくびの原因が特定されたら、医師と協力して適切な治療法を選択しましょう。
治療法は原因によって異なり、対処療法、生活様式の改善、ストレス管理、睡眠の改善、リハビリテーションなどが含まれることがあります。
健康的な生活様式の維持
生あくびの原因に関わらず、健康的な生活様式の維持は重要です。
適切な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理は、生あくびや他の健康問題の予防に役立ちます。
生あくびが止まらない場合、それは潜在的な問題を示唆するサインかもしれません。
早めの医師の診察と適切な治療を受けることで、健康状態を改善し、生活の質を向上させることができます。
自身の健康に対する責任を果たし、専門家の助言を受けながら行動しましょう。
関連記事:倦怠感があるのに熱はなし?どんな病気が考えられる?
家来るドクター(往診)での対応方法
生あくびや吐き気の症状が深刻な場合、まずは家来るドクターにご相談ください。
電話で詳しく問診を行い、医師からのアドバイスを行います。
家来るドクターでは往診も行っており、自宅で診察から検査、薬の処方まで行えます。
往診のご案内となりましたら、保険証・医療証を用意し安静にしてお待ちください。
最短15分でご自宅にお伺いいたします。
また、家来るドクターでは連携医療機関によるオンライン診療も行っております。
ご自宅にいながら診察からお薬の処方まで受けることが出来ます。
予約の仕方や費用など詳しくはこちらをご覧ください。
解熱剤のことなら家来るドクターに相談△
現在は、愛知で救急往診可能!
まとめ
生あくびは、通常のあくびとは異なる症状であり、その原因は様々です。
特に高齢者や子供にとっては危険な病気のサインであることもあるため、早期の診断と適切な対処が必要です。
吐き気を伴う場合や症状が持続する場合は、医療専門家の診察を受けることが大切です。
自身の健康を守るために、生あくびに対する正しい知識を持ち、適切な行動をとりましょう。
参考文献
ニッポンハム ミライヘルスLab|「生あくび」は要注意?今日からできる予防法と「安全なあくび」との見極め方
西川株式会社|生あくびとは?あくびが止まらない?あくびとの違いから対処法まで徹底解説!
執筆者
経歴
- 三重大学医学部医学科 卒業
- 四日市羽津医療センター
- 西春内科・在宅クリニック
- 千葉内科・在宅クリニック 院長