死に至ることもある怖い熱中症!ドクターおすすめの熱中症対策と治し方

公開日:2021.1.15 更新日:2026.9.11

毎年夏になると、熱中症による救急搬送が全国で相次ぎます。

暑さに体が慣れていない初夏や、猛暑日が続く時期は特に油断できません。

どのように熱中症予防を行うのか、熱中症になってしまった場合どのように対策すれば良いのかについて、解説します。

この記事は次のような方に向けて書いています

  • 熱中症かどうか見分けたい
  • その場でできる応急処置を知りたい
  • 予防のためにできることを知りたい

熱中症の症状とは

熱中症は高温多湿の環境にさらされることよって起こる病態全般を指しますが、その症状は多彩で、以下のようなものがあります。

炎天下で活動中に、「さっきまで元気だったのに、急に体調が悪くなった」と感じたら要注意です。

熱中症の症状に当てはまるかチェックしてみてください。

  • めまい、立ちくらみ
  • 筋肉痛
  • だるい、ほてり
  • 発熱
  • 吐き気
  • 力が入らない
  • 筋肉のつりやけいれん
  • 汗が止まらないまたは全く汗をかかない

重症の方では、以下などの怖い状態になることもあります。

こんなときは、すぐに救急車を呼んでください

  • 意識がもうろうとする
  • ふらふらして歩けない
  • 呼びかけに応じない

熱中症を引き起こす3つの原因とは?

熱中症を引き起こす原因には、「環境」、「からだ」、「行動」の3つがあると考えられています。

熱中症の原因①:環境

  1. 気温や湿度の高さ
  2. 風が入らない
  3. 閉め切った部屋
  4. 日差しが強い

など

熱中症の原因②:からだ

  1. 乳幼児、高齢者
  2. 持病のあるかた
  3. 脱水状態
  4. 寝不足

など

関連記事:脱水症状について 治し方やチェック項目とは

熱中症の原因③:行動

  1. 長時間の屋外作業
  2. 激しい運動
  3. 水分補給せずに運動
  4. なれない運動

など

外で激しい運動をした場合に熱中症を引き起こしやすいのはよく知られています。

しかし、上記の3要因のいずれかが悪いと、思わぬ環境でも熱中症を発症します。

具体的には、エアコンを使わない高齢者の室内での熱中症や、水分補給が不足した乳幼児の熱中症などです。

また、中には熱中症の症状に気づきにくい方もいらっしゃいます。

厚生労働省の発表では、平成30年7月〜9月までの間に、熱中症によって入院された患者数は、計1343人(熱中症患者即日登録調査2018による)でした。

その中でも61歳以上の入院者数が全体の半分以上を占めています。

気づかないうちに、重度の熱中症に至ることもあるので、ご自宅ではためらわずエアコンをつけて、生活しやすい温度を心がけましょう。

「環境」、「からだ」、「行動」の3つの原因から、熱中症を引き起こさない予防対策が必要です。

関連記事:夏バテとは?どんな症状があるの?|予防対策や治し方を解説

熱中症の応急処置について

軽い症状だと風邪にも似ていますが、症状が出現する前のエピソードから熱中症とわかることが多いです。

熱中症かな?と思ったら、以下のように対応してください。

①まずは、風通しがよく、涼しい場所へ移動し休む

②服をゆるめ、ぬれタオルや保冷剤などで体を冷やす

③スポーツドリンクや経口補水液などで、水分・電解質を補給する

ポカリスエットなど、塩分や糖分が含まれ、体内に水分を吸収しやすい飲料を摂取してください。

飲水が可能であれば、大事に至らないことが多いですが、中には嘔吐によって水分摂取ができない患者さんも少なくありません。

また、意識がもうろうとしている場合も大変危険です。

①自力で水分摂取ができない

②意識障害、呼びかけに答えない

このような場合には、無理せずお近くの救急病院へ受診してください。

熱中症は死に至ることもある怖い病気です。暑い環境下で作業される方は特にこまめに水分を摂取しましょう。

関連記事:熱中症の治し方や予防対策|熱射病や日射病との違いは?

FAQ

熱中症についてよくある質問

熱中症になったらまずどうすればいいですか?
①風通しのよい涼しい場所へ移動して休む、②服をゆるめ、ぬれタオルや保冷剤で体を冷やす、③スポーツドリンクや経口補水液で水分・電解質を補給する、の順に対応してください。
熱中症で救急病院に行くべきなのはどんなときですか?
自力で水分摂取ができない場合や、意識がもうろうとしている・呼びかけに答えない場合は大変危険です。無理をせずお近くの救急病院を受診してください。熱中症は死に至ることもある怖い病気です。
室内でも熱中症になりますか?
なります。熱中症は「環境」「からだ」「行動」の3つの要因で起こり、エアコンを使わない高齢者の室内での発症や、水分補給が不足した乳幼児の発症も少なくありません。入院患者の半分以上は61歳以上です。ためらわずエアコンを使いましょう。

PIT DOCTORでできる対応

PIT DOCTOR(ピットドクター)は、愛知県北名古屋市の夜間・休日ドライブスルー診療です。完全予約制で、お車に乗ったまま診察・検査からお薬のお受け取りまで完結します。

  • 診療時間:木・金・土 19:00〜24:00 / 日祝 10:00〜17:00
  • インフルエンザ・新型コロナ・溶連菌の迅速検査に対応
  • 診察後、原則その場でお薬をお渡し(対応できないお薬は処方箋を発行)

※点滴・レントゲン・採血には対応していません。激しい胸の痛みや意識障害など緊急性の高い症状は救急車(119)をご利用ください。

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この記事の監修医師

経歴

  • 医師,放射線診断専門医
  • 2009年 愛知医科大学卒業
  • 2009年 津島市民病院
  • 2011年 名古屋第二赤十字病院  放射線科
  • 2016年 名古屋市立大学病院  放射線科
  • 2018年 豊田若竹病院  放射線科
  • 2018年 家来るドクターJAPAN株式会社 顧問医師
  • 2021年 YKR medical consult代表就任 

監修医師: 横浜内科・在宅クリニック理事長 朝岡 龍博先生

朝岡 龍博先生

経歴

  • 名古屋市立大学 卒業
  • 豊橋市民病院 初期研修医勤務
  • 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
  • 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
  • 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
  • 西春内科・在宅クリニック 副院長
  • 横浜内科・在宅クリニック 理事長

資格

  • 医師
LINE 医療相談
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