休日や夜間に頭が痛くなってしまった場合の対処法と病院を受診するべき基準について
投稿日: 2021年04月06日 | 更新日: 2024年08月02日
こんにちは。家来るドクター代表の不破です。
いきなりですが、休日や夜間に急な頭痛に悩まされることはありませんか?
休日診療、夜間診療に行くべきか迷われる方は多いと思います。
今回はそんな頭痛についてお話します。
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目次
頭痛とは
頭痛が起きると非常に辛いですよね。
「いつもの頭痛だから大丈夫だ」と簡単に判断されないほうが良いことがあります。
頭痛は、それを引き起こす原因となる疾患がない場合とある場合に分かれます。
原因のないものを一次性頭痛、あるものを二次性頭痛といいます。
一次性頭痛とは
一次性頭痛には、片頭痛(へんずつう)、群発頭痛(ぐんぱつずつう)、緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)が代表的です。
これらは二次性頭痛でないことを証明した上で、その特徴的な症状から診断されます。
またタイプによって治療方法が異なるため、専門の医師に詳しく診てもらった方がいいです。
片頭痛については以下の記事でも詳しくご説明しています。
偏頭痛持ちの人特徴や原因、症状の治し方や対処法をご紹介
二次性頭痛とは
一方、二次性頭痛は、何らかの原因が存在し起こる頭痛を指します。
代表的な原因として、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)、脳腫瘍(のうしゅよう)、脳出血、くも膜下出血、髄膜炎(ずいまくえん)、脳炎、目の病気である緑内障(りょくないしょう)などが挙がります。
このほかにも様々な疾患で頭痛が引き起こされることがあります。
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頭痛発症時どのように対応すれば良い?
一次性頭痛であっても二次性頭痛であっても、症状の強弱はまちまちです。
特に一次性頭痛であっても強い症状である患者様が多い印象です。
よって頭痛の強弱だけでは判断できるものではなく、頭痛以外の症状の有無も含めて評価します。
家来るドクターでは患者様の症状を細かく評価します。
経過観察する場合
すでに頭痛に関して専門医によって一次性頭痛と診断がなされており、いつもと同じ症状であれば、経過観察とします。
家来るドクターでは、頭痛のほかに血圧、体温、意識、呼吸の異常を伴わなければ、鎮痛薬を処方し慎重に経過観察をした上で、翌日以降に頭痛専門の病院に受診を推奨します。
救急病院をご紹介する場合
頭痛に加えて血圧、体温、意識、呼吸、麻痺などの異常を伴う場合、脳出血、くも膜下出血、髄膜炎、脳炎など速やかに治療を施さなければならない疾患が隠れていることがあります。
意外だと思いますが、目の病気である緑内障も発作が起きると頭痛として発症し、そのまま放っておくと失明する可能性のある怖い病気です。
家来るドクターでは頭痛以外の所見を診察し、緊急性の有無を判断いたします。
簡単にお話すると以上ですが、頭痛の診療は簡単ではないため家来るドクターでは臨機応変に対応いたします。
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頭痛の診察を受けた際の料金
家来るドクター
家来るドクターでは、まず診察を行い、お薬の内服で経過を見ることができると判断すれば¥8,000~¥15,000です。
家来るドクターでは痛み止めとしてロキソニンを処方することが多いです。
一方、重症と判断し、救急病院へ紹介することがあります。
この場合、紹介状作成として患者様には診察代に加えて¥10,000~¥15,000ご負担いただきます。
救急病院
重症と判断されれば患者様には精密検査を受けて頂く必要があります。
救急病院では時間外受診料、診察代をご負担いただき、頭のCTやMRIといった画像検査がなされた場合はさらに数万円程度かかることがあります。
その後、緊急入院となった場合は別途治療費がかかります。
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おわりに
普段悩まされる頭痛の背景には何かしらの疾患が隠れていることがあります。
速やかに診察を受けたほうが良い頭痛もあるため、夜間、休日はご遠慮無く家来るドクターにご相談ください。
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執筆者
経歴
- 医師,放射線診断専門医
- 2009年 愛知医科大学卒業
- 2009年 津島市民病院
- 2011年 名古屋第二赤十字病院 放射線科
- 2016年 名古屋市立大学病院 放射線科
- 2018年 豊田若竹病院 放射線科
- 2018年 家来るドクターJAPAN株式会社 顧問医師
- 2021年 YKR medical consult代表就任