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足が冷たいのに汗をかくのは病気?考えられる原因や対策方法を解説

投稿日: 2023年10月25日 | 更新日: 2024年01月31日

足の冷え

 

足が冷たい原因は一般的には冷え性と考えられがちです。

 

確かにほとんどの場合は冷え性が原因ですが、まれに冷え性以外の原因が隠れていることがあります。

 

さらに、男女で足が冷たい原因は異なることがあります。

 

この記事では足が冷たい原因や対策について詳しく解説していきます。

 

ぜひ最後までご覧になってください。

 

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男女別の足が冷たい原因

 

足が冷たい主な原因は男女別に異なることがあります。

 

それぞれの性別ごとに足が冷たくなる原因についてみていきましょう。

 

男性の場合

 

足の冷え

 

運動不足

運動不足により、血流が悪くなることで足が冷たくなる場合があります。

人は加齢によって、筋力や臓器の機能が衰え、体の新陳代謝も悪くなってしまいます。

運動をすることで全身の毛細血管が発達し、血の巡りが改善します。

さらに筋肉はポンプのような役割で、体の血液の循環を助けます。

そのため、筋肉が少なくなることで、血流が悪化して足が冷たくなる原因となっています。

週に2、3回、1日20分程度の有酸素運動や筋力トレーニングを目標にして運動不足を解消し、筋力をつけるようにしましょう。

喫煙

喫煙は肺に悪影響を及ぼすだけではなく、血管にもダメージを与えてしまいます。

喫煙によって、体の中の血管が収縮し、血流が悪くなることが冷え性につながります。

また、一時的な血管収縮だけではなく、喫煙によって動脈硬化が進行するため、動脈硬化によっても冷え性となってしまう可能性があります。

ストレス

ストレスを感じると、自律神経の中でも交感神経が主に働くようになります。

自律神経は脈拍を早くしたり、緊張状態とする作用がありますが、同時に血管を収縮させる作用があります。

血管の収縮によって、手足の血流が悪くなってしまうと、冷え性を自覚することがあります。

 

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女性の場合

 

足の冷え

 

基本的には男性と同じように、運動不足や喫煙、ストレスが冷え性の原因となります。

 

それ以外に女性特有の原因について解説していきます。

 

基礎代謝の低下

男性と比較して一般的に女性では筋肉量が少なく、脂肪が多いため基礎代謝が低いことが多いです。

基礎代謝が低くなってしまうと、体温が低くなり、冷え性が起きやすくなります。

食生活 ダイエットをしている女性など、栄養バランスが偏ってしまうことで血流の悪化や基礎代謝が低下して、冷え性の原因となる場合があります。
鉄分不足

鉄分が不足することで貧血となることで冷え性を起こすことがあります。

鉄分が不足することで倦怠感や立ちくらみなどを起こすことがあるので、不足しないように注意することが必要です。

脂肪量が多い

女性ホルモンの影響で一般的に脂肪量が男性より多区なります。

筋肉は熱を産生するために重要な臓器であり、脂肪があることで、体が温まりにくくなります。

 

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足は冷たいのに顔がほてる・手が温かいのはなぜ?

 

足の冷え

 

足が冷たいのに顔がほてる・手が温かい状態は、体温調節機能が主に関連しています。

 

体内では臓器への血流が優先され、臓器を温かく保つ作用があります。

 

そのため、寒い環境では足への血流が低下して、冷たく感じます。

 

一方で、顔は体の中心に位置しているので、血流が維持されやすいため、顔はほてっているという状態となります。

 

また、上半身は下半身と比べて血流が低下しにくいので、手が温かいけど、足が冷たいという状態も生じることとなります。

 

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足が冷たいのに汗をかくのは病気?

 

足の冷え

 

一般的な病気の症状とは言えませんが、病気の中の1つの症状となることがあります。

 

汗をかきやすくなる病気についてみていきましょう。

 

自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れると、寒冷時でも過剰に汗をかくことがあります。

多汗症

足が冷たいのに、汗を大量にかいてしまう場合は多汗症という病気の可能性もあります。

甲状腺機能異常

甲状腺のホルモンが増加すると、代謝が活発になり、汗が多くなります。

一方で甲状腺のホルモンが低下してしまうと代謝が低下し、足の冷えが起こりやすくなります。

神経障害

パーキンソン病や糖尿病などの病気によって自律神経の機能が低下すると、足の冷え、発汗などの症状を起こす場合があります。

 

足が冷たいときに考えられる病気とは

 

足の冷え

 

足が冷たいという症状は一般的には病気ではなく、寒い環境に体が対応した結果と考えられます。

 

しかし、中には病気が隠れていることもあります。

 

足が冷たいときに考えられる病気についてご紹介します。

 

低血圧

低血圧の場合には、血液を送り出す力が弱く、手足の血流が低下してしまいます。

そのため、足が冷たく感じられることがあります。

そのほかにも立ちくらみや嘔気、めまいなどの症状を起こすことがあります。

貧血

貧血は酸素を全身に運ぶヘモグロビンが不足する病気です。

貧血によって、血流が悪くなった結果、手足の冷えを感じることがあります。

そのほかにも倦怠感、立ちくらみなどの症状がでることがあります。

膠原病

膠原病とは自分の体の組織に対して抗体ができる自己免疫の病気です。

血管や結合組織に影響が及び、血流が悪くなると手足の冷えを発症します。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能が低下すると代謝が低下し、足が冷たくなることがあります。

閉塞性動脈硬化症

高血圧の放置や喫煙によって、全身の毛細血管が細くなることによって起こります。

血管が細くなることによって、血流が悪くなり、足の冷えを引き起こす可能性があります。

 

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足が冷たいときの改善対策

 

足の冷え

 

ここから、足が冷たいときに改善する方法について具体的にご紹介していきます。

 

保温

暖房器具を使用したり、厚手の靴下を着用して足を暖かくするようにしましょう。

適切な服装

暖かい服を着て体全体を温かく保ち、特に足元を重点的に保温します。

運動

軽い有酸素運動を行うことで、血行が改善し、足の冷えを軽減することができます。

散歩やストレッチなどがおすすめです。

足浴

足浴を行うと、足の血流と冷えの両方を改善することができます。

ただし、熱すぎないお湯で行うように注意しましょう。

マッサージ

足のマッサージを受けることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善できます。

適切な栄養摂取

鉄分やビタミンB12など、貧血の原因となる栄養素を適切に摂ることが大切です。

ストレス管理

ストレスが血管を収縮させ、足の冷えを悪化させることがあるため、ストレスをためすぎないようにしたり、適宜発散させる方法を身につけるようにしましょう。

禁煙

喫煙している場合は、禁煙をするようにしましょう。

喫煙によって手足の血管が収縮することで冷えが悪化してしまいます。

 

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家来るドクター(往診)での対応方法

 

足が冷たいという場合で病院への受診や、夜間や休日に緊急で医師に診てもらうという状況はあまりないかもしれません。

 

家来るドクターでは、夜間休日の急な体調不要やケガなどの際に、医師が自宅にお伺いし、診察から処方までおこなっています。

 

家来るドクターでは、まず患者さんの症状や病歴を詳しく聞き、身体診察を行います。

 

必要に応じて、インフルエンザや新型コロナウイルスの同時検査や、超音波検査、心電図の検査などを行います。

 

また、専門医への紹介も行うことが可能です。

 

夜間休日の体調不要やケガなどでお困りの場合にはいつでもお気軽にご相談ください。

 

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まとめ

 

今回は足が冷たい時の原因や、考えられる病気、改善方法などについて詳しく解説しました。

 

足の冷えの原因は男女別に違いがあります。

 

足の冷えでお悩みの場合は、まずは健康的な生活習慣を身につけて、足を冷やしすぎないようにすることが大切です。

 

改善方法などを試してみてもなかなか冷えが改善されない場合は医師へ相談しましょう。


参考文献
冷え性|ふくおかクリニック
効果的な冷え性対策とは?男性も必見!朝晩の通勤で冷えないための秘策|アンファー からだエイジング
手足の冷え(冷え性)の原因|第一三共ヘルスケア

 

執筆者

整形外科医 三浦 隆徳

専門領域

股・膝関節

資格・業績

日本整形外科学会整形外科専門医
医学博士
2017年 第66回東日本整形災害外科学会 学術奨励賞受賞
2019年 第68回東日本整形災害外科学会 学術奨励賞受賞

横浜内科・在宅クリニック 院長 朝岡 龍博

経歴

  • 名古屋市立大学 卒業
  • 豊橋市民病院 初期研修医勤務
  • 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
  • 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
  • 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
  • 西春内科・在宅クリニック 副院長
  • 横浜内科・在宅クリニック 院長
  • >>詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

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