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立ちくらみの原因は病気?吐き気と肩こりとの関係性について

投稿日: 2024年05月24日 | 更新日: 2024年05月25日

立ちくらみ

 

立ちくらみとは、立ち上がった時にふらつくことで、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。

 

実は、危険な病気のサイである可能性もあります。

 

本記事では、立ちくらみの原因になる可能性の病気や、薬の副作用からなる立ちくらみをご紹介します。

 

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立ちくらみのメカニズム

 

立ちくらみ

 

立ちくらみは、めまいを感じたり、ふらふらしたりする症状で、体の血圧が低下することにより、一時的に脳への血液量が低下したり、酸素不足になることで起きる脳循環不全の症状です。

 

低血圧には、①体質によるもの・②一時的な血圧低下によるもの・③明確な原因によるものの3つが挙げられます。

 

低血圧の種類

 

本態性低血圧 はっきりとした原因はわかりませんが、遺伝的なものや体質と言われています。
起立性低血圧 普段は健康で血圧も正常ですが、立ち上がった時や身体を起こした時に、血圧が下がりめまいや立ちくらみを起こします。
二次性低血圧 心臓病やホルモンバランスの異常、糖尿病などが原因です。

 

関連記事:突然のめまい・吐き気・冷や汗は病気?原因や対処法を紹介

 

立ちくらみの原因

 

立ちくらみ

 

立ちくらみの主な原因には、脱水や急に立ち上がることにより血液が急に低下する「起立性低血圧」が挙げられます。

 

その他にも、心臓の病気や脳・神経の病気、風邪などの体調不良、薬の副作用といった原因も。

 

ここからは、どのような病気が原因になるか説明します。

 

糖尿病神経障害

 

糖尿病による神経障害がみられると自律神経にも影響を及ぼし、汗をかきにくい、尿意を感じない、排泄が困難になる症状以外にも、血圧のコントロールが正常に機能出来ず低血圧状態となり、立ちくらみを起こすことがあります。

 

パーキンソン病

 

パーキンソン病とは、体が動かしにくくなったり、震えたりなどが出来なくなる病気です。

 

パーキンソン病になると一般的に血圧が低くなる傾向があり、立ち上がった時に急激に血圧が下がり、立ちくらみを起こすケースも見られます。

 

酷い場合には、気を失い倒れる人もいます。

 

薬の副作用

 

薬の副作用から立ちくらみを起こすケースもあります。

 

特に、血圧を下げる薬や狭心症などの薬では注意が必要です。

 

その他にも、抗うつ薬や安定剤も起立性低血圧の症状を起こす可能性があります。

 

起立性低血圧を起こす可能性がある薬の種類は以下の通りです。

 

  • α遮断薬(カルデナリン、エブランチル、ミニプレス、デタントールなど)
  • 利尿薬(ループ利尿薬、サイアザイド系利尿薬、K保持性利尿薬など)
  • 中枢性α2受容体刺激薬(アルドメット、カタプレス、ワイテンスなど)
  • ACE阻害薬(カプトプリル、エナラプリル、アラセプリルなど)
  • 硝酸薬(アイトロール、ニトロールRカプセル、シグマートなど)
  • β遮断薬(カルベジロール、ビソプロロールなど)
  • Ca拮抗薬(アムロジン、アテレック、ペルジピンなど)
  • 抗うつ薬(三環系抗うつ薬、セロトニン阻害薬など)
  • 筋遮断薬(ミオナール、テルネリン、リンラキサーなど)
  • 精神神経作用薬(ハロペリドール、レボメプラマジン、クロルプロマジンなど)

 

不整脈

 

不整脈とは脈が不規則の状態のことで、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈と言い、多くの人が程度の差はあるものの不整脈の症状を呈しています。

 

不整脈の症状が何らかの理由で重症化することで、立ちくらみを起こすようになることもあるようです。

 

最悪の場合、突然死に至るケースもあります。

 

肥大型心筋症

 

肥大型心筋症とは、心肥大を起こす原因となる高血圧や弁膜症などの病気がないのに心筋の肥大が起こる病気で、左室心筋の異常な肥大に伴って生じる左室の拡張機能の障害を主とする病気です。

 

症状が軽ければときどき胸の違和感を訴える程度ですが、酷い方だと階段などの上り下りだけで息切れなどを呈し、立ちくらみを起こします。

 

大動脈弁狭窄症

 

大動脈弁狭窄症とは、心臓の左心室と大動脈を隔てている弁の動きが悪くなり、全身に血圧を送り出しにくくなる状態のことです。

 

症状が進行するとポンプ機能が低下して、左室から大動脈に送り出される血圧の量が減ります。

 

その結果、階段を上ったり荷物を持ったりした時に末梢血管が拡張して血圧が下がり、脳の血流も低下してしまうため、めまいや立ちくらみを起こします。

 

脳卒中

 

脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることで脳の一部の働きが悪くなり、身体の働きが悪くなる病気です。

 

脳腫瘍

 

脳腫瘍には、3つの症状があります。

 

1つは頭痛や嘔吐、傾眠など頭蓋内圧亢進という症状で起きます。

 

これは、脳腫瘍が出来ることで、頭蓋骨で囲まれた内部の圧力が高くなることにより起こる症状です。

 

もう1つは、巣症状や局所症状と呼ばれる症状で、脳腫瘍によって直接圧迫された脳の機能が障害されることで起きます。

 

最後は、脳の一部が興奮することで起きるけいれん発作です。

 

これらは、発症する病気の種類や場所によって異なり、脳梗塞や脳出血の場合に立ちくらみを起こします。

 

神経変性疾患

 

神経変性疾患は高齢者に発病しやすい傾向があることから、加齢が発症のリスクと考えられています。

 

症状が進行すると運動障害や嚥下障害、コミュニケーション障害、呼吸障害、などの症状が出ます。

 

心因性めまい

 

心因性めまいとはうつや不安、ストレスなどが原因で起こるめまいで、回転しているような感覚や動揺感、目の前が暗くなる症状が数秒間持続します。

 

他にも耳鳴りや頭痛、肩こりなどの自律神経の症状が起こることがあります。

 

貧血

 

貧血とは、血液の成分であるヘモグロビンという色素の濃度が低下した状態のことで、全身をめぐる酸素の量が少なくなって脳が酸素不足に陥り、めまいや立ちくらみを起こします。

 

貧血の原因でもっとも多いのは鉄欠乏性貧血で、ヘモグロビンの材料となる鉄が不足すると、赤血球の働きが悪くなり酸素をうまく全身に運べなくなります。

 

男性や高齢者の鉄欠乏性貧血は、消化性潰瘍や癌などの消化管出血の可能性がある為、黒い便や赤い便が出た場合には消化器内科を受診するようにしましょう。

 

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立ちくらみの治し方・対処法

 

立ちくらみ

 

実際に立ちくらみが起きた場合の治し方や対処法についてご紹介していきます。

 

まずは安静にする

 

一番は安静にすることです。

 

吐き気などが無ければ睡眠をとりましょう。

 

平均7時間程度の睡眠時間を確保するのがベストです。

 

場合によっては回復体位という、横向きで安静に保てる姿勢をとるようにしましょう。

 

可能なら水分を摂取する

 

軽症である場合、多くのケースは起立性低血圧や神経調節性失神が多いでしょう。

 

病気がない場合、喉の渇きを感じなくてもこまめな水分摂取とともに塩分も少し補給することが重要です。

 

長時間続く場合は救急に連絡する

 

話せているか、手足は動かせるか、呼吸は正常かの確認をしましょう。

 

立ちくらみは通常は数秒~長くても十秒くらいですが、数十秒持続するのであれば注意が必要です。

 

重症度によっては救急車を呼ぶことも検討してください。

 

すぐにしゃがむ

 

めまいや立ちくらみが起こると転倒する可能性があります。

 

めまいや立ちくらみを感じた時は、すぐにしゃがむことで、神経調節性失神や起立性低血圧に伴う転倒などの二次災害を防ぎます。

 

症状が落ち着いたらゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

 

他にも目を閉じたり、部屋を暗くしたりするのも良いでしょう。

 

関連記事:生あくびは危険?あくびとの見分け方や吐き気が起きた時の対処法

 

立ちくらみとめまいの違いは?

 

立ちくらみ

 

立ちくらみやめまいは症状がよく似ていますが、実は全く異なるものです。

 

立ちくらみは、脳の血流が一時的に低下することで生じる症状を指します。

 

立ち上がった瞬間にくらくらする感覚が続くのが主な特徴。

 

他にも、体位を変換することで起きることもあります。

 

めまいの種類を大きく分けると、ぐるぐる回るような回転性めまいとふわふわする浮動性めまいの2つになります。

 

回転した感じや揺れ感、ふらつき感などが特徴で、立っている状態以外でも発生するケースが見られます。

 

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立ちくらみが頻繁に起こるのは危険?

 

立ちくらみ

 

立ちくらみが頻繁または継続的に起きる場合は何らかの病気である可能性も否定できません。

 

遠慮せずかかりつけ医に相談しましょう。

 

関連記事:脳貧血になったら病院へ行くべき?なりやすい人の特徴や症状を解説

 

立ちくらみと吐き気が同時に起こるのはどんな病気?

 

立ちくらみ

 

立ちくらみと吐き気が同時に起こるのは、ストレスが関係している可能性が高いとされています。

 

ストレスが過度になった時に、自律神経の乱れや消化器系の機能の低下、内耳機能の異常などが原因となる場合が多いです。

 

他にも、朝起きた時に長時間立っていることでも引き起こす場合があります。

 

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立ちくらみと肩こりの関係性について

 

立ちくらみ

 

肩こりと立ちくらみに同時期に悩まされるという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

因果関係としては、肩こりが原因となって首もこってしまい、頚椎を通る神経を包み込んでいる神経膜が傷ついて炎症を起こすことが考えられます。

 

脳に感覚を伝える神経の経路に不調をきたすことで、立ちくらみや偏頭痛、めまいといった症状が引き起こされるのです。

 

立ちくらみがひどい時は家来るドクターに相談を

 

「立ちくらみが酷いが、近くに病院がない」

 

そんな時は家来るドクターにご相談ください。

 

事前に電話にて、症状の確認などをさせていただき、必要であればご自宅にお伺いし診察や薬の処方などの対応をいたします。

 

少しでも立ちくらみの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

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立ちくらみについてのまとめ

 

立ちくらみは病気や薬の副作用などのさまざまな理由で起こります。

 

また、立ちくらみと思っていても、実は失神の可能性もあるため注意が必要です。

 

少しでも不安に思われる場合は、病院を受診するようにしましょう。

 

参考文献

 

医療法人玲生会にん内科│立ちくらみとは

 

総合南東北病院│パーキンソン病とはどんな病気?

 

専門ドクター監修!エイジングケア総合情報サイト

 

日本医科大学付属病院│肥大型心筋症専門外来

 

ニューハート・ワタナベ国際病院│大動脈弁狭窄症とは?

 

大阪医科薬科大学│脳腫瘍の症状

 

ふるた内科脳神経内科クリニック│変性疾患とは

 

国立長寿医療研究センター│貧血の原因は?

 

大清水クリニック│めまいの原因はストレスの場合も!何かを受診するべき

 

ひまわり医院│立ちくらみがひどい時の原因と対処法は?

 

ユビー病気のQ&A│めまいと立ちくらみの違いは何ですか?

 

MSD マニュアル家庭版│立ちくらみ

執筆者

千葉内科・在宅クリニック 院長 辺土名 盛之

経歴

  • 三重大学医学部医学科 卒業
  • 四日市羽津医療センター
  • 西春内科・在宅クリニック
  • 千葉内科・在宅クリニック 院長

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